2-04. プロジェクトを広める「広報戦略」のイロハ

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クラウドファンディングは魔法のアイテムではありません。ページを公開したら勝手にみんなが見てくれて、どんどん支援が集まる、なんて幻想は捨ててください。

どんなに素晴らしいプロジェクトページも、人目に触れなければ支援されることはありません。

あなたの手や声が届く範囲にいる支援してくれそうな人はどんな人たちですか?そして、彼らに支援を呼びかけるにはどの手段が有効でしょうか?

ここからは「地道にプロジェクトを広める方法」をお伝えします。

桃太郎

僕の場合きびだんごのおかげ。おばあさん、ありがとう。

目次

親族・友人・知人を「最大の味方」につけよう

誰でも、今すぐできるのが「親族・友人・知人に伝えること」です。プロジェクトに火種を付けなければ、何も始まりません。

そして火の付き方は「親→叔母→従兄弟→従兄弟の友達→友達のフォロワー」のように徐々に広がっていきます。つまり第一波を自ら起こさない限り、誰にも届かないのです。

そして実際に、目標金額を達成したプロジェクトの約3割から7割の支援は、プロジェクトオーナーの直接のご友人・お知り合いから集まっています。プロジェクトによっても差はありますが、友人・知人の支援は必要不可欠であることがお分かり頂けると思います。

まずは「事前の声がけ」を徹底しよう!

プロジェクトの骨子が固まった時点で、家族や友人・知人に、直接会って・電話で・チャットで声がけをしておきましょう。事前の声がけを徹底することで、開始後のスタートダッシュにも繋がります。開始後の声がけでは遅いのです。

なかには「いつ誰と会ってもアピールできるように、商品サンプルや資料を常に持ち歩いていた」という方もいます。

そんなときには種ページが便利なんですが(笑)

>> 1-02.「プロジェクト種」について知ろう。

また、事前に客観的な目でプロジェクトを見てもらうことで「あなた自身が気付けなかった改善点を教えてもらえる」という利点もあります。

声がけする人数が多いに越したことはないですが、目安としては目標金額が10万円なら10名、100万円を超える場合は最低50名です。

さらに「プロジェクトの拡散」もお願いしてみよう。

また、特に熱心にあなたを支援してくれそうな方には、SNSでの積極的な拡散もお願いしてみましょう。Facebookの友達やTwitter・Instagramのフォロワー数が多い方にお願いすれば、それだけでより効果的なプロモーションとなります!

親和性の高い「SNS」での拡散は必須!

クラウドファンディングはインターネット上で資金調達を行うため、SNSとは非常に親和性が高く、SNSでの情報拡散は支援にも貢献してくれます。目標達成に必要な支援人数をもとに、フォロワーを獲得していきましょう。

もちろん、フォロワーを増やすことを目的とした「相互フォロー」や、プロジェクトに興味がなさそうなフォロワーを増やしても意味がありません。極端に言うと「1万フォロワー/5いいね!」のアカウントより「100フォロワー/65いいね!」のアカウントの方が良いのです。

プロジェクトの規模によって目指すべき「いいね!数」や「フォロワー数」は変わってきますが、一般的にSNS上で影響力を持つには “1000いいね!” や “1000フォロワー” がひとつの区切りになると言われています。

ぜひ、プロジェクト関連の投稿をしたら反応してくれそうな人にフォローしてもらえるよう、投稿をしてみてください。

ただ、質の良いフォロワーを集めるのは非常に時間のかかる作業です。数ヶ月単位でじっくり取り組みましょう。

メディアに伝えるための「プレスリリース」を作ろう

金額の大きなプロジェクト(目安としては100万円以上)では、新聞・雑誌・Webニュースサイトといったメディアに取り上げてもらえるか否かも成功の鍵となります。

プレスリリースを掲載して欲しいメディアに送り、記事として取り上げてもらえれば、広告費よりも安価で多くの人々にプロジェクトを知ってもらえる可能性があります。

  • プレスリリースとは:メディア向けに新規情報を発表すること
  • 紙媒体の場合、掲載希望月の数ヶ月前には配信を済ませる必要があります。

▼プレスリリースの書き方・配信方法については、以下のサイトが参考になります。

>>【保存版】プレスリリースの書き方(ValuePress)

きびだんごの有料サポートもあります。

有料にはなりますが、弊社でプレスリリースの作成を代行することも可能です。

>> 1-07.「有料バックアッププラン」について知ろう。


以上が「広報戦略のイロハ」でした。まずは自身で声がけをして、必要であれば有料バックアッププランについて担当にご相談ください。

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