1-02.「プロジェクトの種」について知ろう。

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きびだんごには、プロジェクトを開始する前に育てておく「プロジェクトの種」という機能があります。

いきなりクラウドファンディングを始めるの、少し怖くないですか?何も分からず予測もできず、盛大に失敗するかも…なんて不安があるでしょう。

そんなときは「プロジェクトの種」を使うことで、支援を受け付けずに反応を見てみることができます。それだけでなく、最初の盛り上がりを作るのにも役立つ優れもの!

桃太郎

僕も爺さんと婆さんが “育ててくれた” から強くなれたんだ

目次

「プロジェクトの種」とは

まだプロジェクトの詳細が固まっていない「企画中のやりたいこと」をプロジェクトの種として公開し、興味を持ってもらえる方を集めることができる弊社特有のシステムです。特典は表示せず、支援も受け付けず、プロジェクトを「フォロー」してもらうことのみ可能です。

フォローには「きびだんごへの会員登録」が必須のため少しハードルが高いですが、その分「購入確度の高い見込み支援者」であり、その数を把握することができます。

そして活動報告を更新すると、フォロワーに通知がメールで送信されます。

種から支援受付開始するタイミング(開始の前日)にもお知らせがメールで届くので、フォロワーを集めるほど初速が作りやすくなります。

  • 種の掲載は無料です。
  • 種は無期限で掲載いただけます。
  • 種を掲載したが開催しないという判断もOKです。
  • 公開から3日内に活動報告の更新が無いと「プロジェクトの種一覧」から非表示になります。その後は60日以上活動報告の更新がない場合に非表示になります。

実際の見え方

トップページでは「開催中のプロジェクト」とは別に表示されます。
種ページでは「支援者数・支援金額」などは表示されません。

※「フォローする」ボタンのみが表示され、特典は設定していても表示されません。

▼現在公開中の種ページ一覧はこちら

https://kibidango.com/project?seed=1

設定方法

設定方法は「公開設定」を「プロジェクトの種」に替えるだけです。そして支援受付を開始する際も「通常プロジェクト」に切り替えるだけ。

「プロジェクトの種」のおすすめ活用方法

プロジェクトを開催したらMAXでも59日間しか支援を受け付けられません。この限られた期間で多くの支援を集めるには「事前告知によるスタートダッシュ」が必須です。

▼事前告知を疎かにすると、こんな可能性も…

  • 届けられるはずだった人に情報を届けられず期間が終わってしまう
  • 支援が集まっていない段階で情報が届き、支援のハードルが高まる

でも「プロジェクトの種」を使って事前にフォロワーを集めておくことで、初日〜3日ほどでフォロワーからの支援を集められます。これが初速となり、盛り上がっている雰囲気が出て、新たにページを見た人も支援しやすくなるのです。

まずは最低限の情報でも公開しよう!

支援を受け付ける場合は必要な情報が多いため細かく添削をしますが、種段階では最低限でもOKです。

▼以下の三点があれば、種として公開できます。

  • 誰が(自己紹介)
  • 何をしようとしていて(プロジェクト概要)
  • 何をしてほしいのか(フォローの呼びかけ)

SNSの投稿だけで事前告知するのもいいですが、種ページを使って事前告知をすることでより分かりやすく伝えることができます。

また種で公開している間も「開催期間」以外のすべてを編集できるため、適宜ページの追加もしていってください。

開催するか否かの判断にも使えます。

種を公開して拡散をして、その結果「フォロワーが何人になったのか」で開催するか否かの判断にも使っていただけます。

「フォロワーが◯人を超えたら開始する」などと、開催のタイミングを計ってもいいでしょう。

フォロワーを集めよう!

プロジェクトの種でできることは「フォロワーを集めること」のみです。時間をかけてでも一生懸命拡散して、フォロワーを集めましょう。

目安としては「支援受付を開始して初日〜3日以内に目標金額の30%を集める」つもりでフォロワーを集めると初速が付きやすいです。

プロジェクトの種の期間は以下のような活動をするのがおすすめです。

  • SNSでフォロワーへ周知
  • メディアへの掲載依頼
  • プレスリリースの準備(配信は支援受付開始のタイミング)
  • サンプルの貸し出し→SNS拡散の準備(投稿は支援受付開始後)

イメージとしては「種でフォロワーを集めるのにはコストをかけない」「コストをかけるのは支援受付開始後」と思って頂ければと存じます。種段階では「ご自身やお仲間によるSNS拡散」「支援受付開始後に向けた準備(メディア連絡やプレスリリース準備、サンプル提供など)」をしておくのがおすすめです。

また、フォローするメリットを提示することも重要です。

▼メリット提示方法

期間限定&数量限定の超早割

「3日間限定」や「10個限定」などで超早割価格を提供し、その旨を事前に伝えることでフォローするメリットになります。

▼例(本文の締めに)

「先着10個限定で35%OFFを予定しています!スタート日が決まれば活動報告でお知らせするので、お得に手に入れたい方はフォローをしてお待ち下さい!」

  • 詳細が決まっていなければ「フォローしてくれた方にはお得な情報をお知らせします」などでも構いません。
シークレット公開

24時間限定などで「シークレット公開」を行ってもいいでしょう。

  • トップページにプロジェクトが表示されず、ページのURLを知っている人(≒フォロワー)しか支援できない仕組みです。
  • シークレット公開期間にSNS等で拡散をすると、誰でも支援できるようになるのでご注意ください。

>> 2-03. 支援者の心をガッチリ掴む「特典設計」の工夫 > シークレット公開でフォロワー限定に。

プレゼントキャンペーン

プロジェクトオーナーが用意したプレゼントを贈るキャンペーンを開催することで、応募したユーザーをフォロワーとして獲得できる機能です。

>> 1-03.「プレゼントキャンペーン」について知ろう。

「プロジェクトの種」を上手く活用した事例

https://kibidango.com/150

シネマとパントマイムを融合させたパフォーマンス集団「テンナイン」がより多くの人達に知ってもらうため、約1年プロジェクトの「種」で活動を続け、ファンを増やしました。

活動報告はなんと58件!

https://kibidango.com/853

デザインを公募し、選ばれたデザインの「注染ゆかた」を作る為のプロジェクトを6つ開催しました。

https://kibidango.com/735

やりたいことを伝えつつ、特典になるプロダクト制作の進行に伴って制作過程を活動報告で随時公開。

活動報告はなんと50件!


以上が「プロジェクトの種」の概要です。

プロジェクトを開催する前に事前告知できるので、活用を強くおすすめします。繰り返しお伝えしますが、限られた期間で多くの支援を集めるには「事前告知によるスタートダッシュ」が必須です。ぜひご活用ください!

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